創業 2014

Cedar Sapphire

静かな秋に、纏うものを選ぶ
記事 · コート 2026-10-03

初めて良いコートを買うときに考えること

価格よりも先に確認したい、素材と仕立ての見方
石
石川 修
オーナー
2026-10-03
壁のフックに掛けたウールのコートとジャケット

「良いコートを一枚買いたい」という相談は、スタイリング相談の中で一番多いテーマです。価格の幅が大きく、何を基準に選べばいいか分からない、という方がほとんどです。Cedar Sapphire で実際に服を選ぶときに確認していることを、順番に説明します。

素材の表示を読む

コートの品質を判断する最初の手がかりは、素材表示です。ウール100%、またはウールが80%以上のものは、保温性と耐久性のバランスが良い。ポリエステルが多く混紡されているものは、軽くて洗いやすい反面、長年使うと毛玉が出やすくなります。

カシミアやアルパカが混紡されているものは、柔らかさと軽さが増しますが、摩擦に弱くなります。バッグを肩にかける機会が多い方は、肩の部分が傷みやすいので注意が必要です。

仕立ての確認ポイント

縫い目を内側から確認してください。縫い代がきれいに処理されているか、ほつれていないか。ボタンホールの縫い目が密かどうか。これらは、仕立ての丁寧さを見る手がかりになります。

裏地がある場合は、裏地の素材も確認します。キュプラや絹の裏地は滑りが良く、着脱がしやすい。ポリエステルの裏地は静電気が起きやすいことがあります。

サイズの合わせ方

コートのサイズで最も重要なのは肩幅です。肩の縫い目が肩の端に合っているかを確認してください。肩幅が合っていれば、丈や袖丈は直しで調整できます。逆に肩幅が合わないと、直しが難しくなります。

試着するときは、中に着る予定のニットやジャケットを着た状態で試してください。薄手のシャツだけで試着すると、実際に着たときに窮屈に感じることがあります。

長く使うための選び方

良いコートは、十年使うつもりで選ぶと後悔が少ない。流行のシルエットより、自分の体型に合ったものを選ぶほうが、長く着続けられます。

  • 流行に左右されないシルエットを選ぶ(ゆるすぎず、タイトすぎず)
  • 色は手持ちの服に合わせやすいものを優先する
  • ボタンの予備が付属しているか確認する
  • 購入後のサイズ直しに対応しているか店舗に確認する

コート選びで迷っている方は、Cedar Sapphire のスタイリング相談をご利用ください。手持ちの服との合わせ方も含めて、一緒に考えます。

#コート#選び方#素材#仕立て#秋冬
すべてのお知らせ

静かな秋に、纏うものを選ぶ